「リア充爆発しろ」とは恋人とイチャイチャしている人に向けて使われる、妬みや嫉妬を表す言葉です。
以前はネット上でよく見かけましたが、最近は見かける頻度が減っている傾向にあり一部では「死語じゃないのか?」という疑問も出ているようです。
そこで本記事ではSNSの投稿で「リア充爆発しろ」という単語が使われているかをサーチし、「リア充爆発しろ」が死語になってしまったのか独自調査した結果を紹介します。
SNSのハッシュタグを使って調査
先に結論からいうと、まだまだ現役の言葉として使われているため死後の可能性は低いというのが私の見解です。
調査対象は
の2つ。ハッシュタグ機能で「リア充爆発しろ」という単語を調査したところ、直近の2~3日前に最新の投稿があげられていることがわかりました。
では各SNSで発見した最新の投稿を一部抜粋したので、紹介します。
まずはTwitterから。
街で見かけたカップルに対してのつぶやきであったり、友人への羨ましさ?からリプとして使っている人もいました。
botを除くと毎日投稿があるわけではありませんが、数日ほど遡れば個人の方のツイートを見つけることができました。
続いてインスタグラム。
インスタグラムでは検索したハッシュタグを使っている投稿の件数を見ることができます。
投稿日である「2021年11月19日」時点での「#リア充爆発しろ」の投稿は6894件でした。

「#リア充」だと15万件以上も投稿されているので、インスタグラムだとリア充な人の投稿が多い可能性が高いと考えられます。
写真や動画を投稿するというSNSの性質上、旅行にいったときの写真や恋人とのツーショットなど人に見せるための投稿をする人がインスタグラムのユーザーとして多いのではないでしょうか。
そのため「#リア充爆発しろ」の投稿件数は少ないものの、直近の数日間でも新しい投稿が上がっているのでリアルタイムで使われていることがわかりました。
SNSの調査結果
Twitterとインスタグラムの検索結果から分かったことをまとめました。
- 「#リア充爆発しろ」は最新の投稿で使われている
- Twitterの方が投稿頻度は高い
- 恋人がいる人への嫉妬や羨ましさが表現されている
以上のことから
「リア充爆発しろ」は現在も使われている言葉であり、死語ではない
と結論づけます。
死語と言われるようになった要因
ではなぜ「リア充爆発しろ」は死語だといわれているのでしょうか?

考えられる要因として歌やゲームなどの人の目に付く作品に使われなくなったからという事実が関わっていそうです。
ボカロやスマホアプリでタイトルとして使われていたのが、2009年とか2015年ごろのようです。
初音ミク「リア充爆発しろ!」(2009年)
Androidゲーム「リア充爆発しろ!」(2015年)


初音ミクの歌で流行ったのが2009年らしいです。12年も前ですよ。時の流れは早いものです。
まとめると、こういったようにゲームや歌などの若い世代の目につく機会が減ったことで
言葉を目にする頻度が減る→自分も使わなくなる→死語だという考えが広まる
という流れが起きたのだと推測します。
そもそも「死語」は「昔はよく使われたが今は全く使われなくなった単語」という意味なので、SNSなどで使われている以上は回数が減ったところで「死語」には該当しません。
以上が私の結論になります。
まとめ
「リア充爆発しろ」はまだ死後にはなっていないというのが本記事の結論です。
多くの人に「死後になったのかな?」と疑問に思われているうちは、むしろ死語にはなっていません。
みなさんの記憶にも残っておらず、何年何十年も使われることすらなくなった言葉こそ「死語」ではないでしょうか?
「リア充爆発しろ」という言葉の火種はまだ消えていませんね。



「リア充爆発しろ」といっている人に恋人ができますように。