【2022年版】本当の意味でのリア充とは?実は恋人がいる人だけがリア充じゃない

リア充の意味は恋人がいることではない

「リア充」という言葉を目にしたときあなたはどんな人を思い浮かべますか?

「えっ、恋人がいる人のことでしょ?」

と思ったあなた。

実はリア充の本当の意味は恋人がいることではないんです。

そこで本記事ではよく勘違いされるリア充の本来の意味について解説していきます。

目次

リア充の意味とは?

リア充とは本来、「リアル(現実世界)での生活が充実していること。または充実した生活をしている人」を意味する言葉です。

ちなみにWikipediaでは以下のように説明されています。

リア充とは、実社会における人間関係や趣味活動を楽しんでいること、またはそのような人。

引用:Wikipedia

現在においてリア充と呼ばれるのはこんな人たちです

  • 恋人がいる
  • 飲み会やパーティに積極的に参加
  • バーベキューやアウトドアなどアクティブに行動
  • 仕事や趣味に没頭している

仕事やプライベートを問わず、友人・恋人と楽しんで取り組むことがある人がリア充と呼ばれています。

リア充の由来と本来の意味

ではリア充という言葉の由来や、本来の意味はどういったものなのでしょうか?

由来と本来の意味

この言葉自体は、2005年ごろのインターネット掲示板「2ちゃんねる」で使われるようになりました。

当時2ちゃんねるを頻繁に利用しネット上での交流だけが活発だった人たちが、現実世界で充実した生活をおくっている人たちを「リアル充実組」と呼んだことがきっかけで広く使われる言葉となりました。

翌2006年には「リアル充実組」が「リア充」と省略されて使われるようになり、現在でも目にする言葉として定着しました。

言葉が誕生した頃は1人でも友達がいればリア充と呼ばれており、現在のように「恋人がいること」がリア充の対象ではありませんでした。

つまり本来の意味は「友達が1人以上いて、リアルの生活が充実している人」ということになります。

流行語として「リア充」は広まる

2005年に「リア充」という言葉が誕生して2年後の2007年に、ネット流行語大賞の21位に入賞した記録があります。

さらに4年後の2011年には女子中高生ケータイ流行語大賞でも金賞に入賞するなど、どんどん若い世代へと流行が広まっていきました。

ネット流行語大賞とは、その年にインターネット上で流行した言葉を決定する賞のことです。現在の主催者はガジェット通信です。。

ガジェット通信はITやエンタメ関連のニュースを主に配信するニュースまとめサイト。2ちゃんねるの運営元である未来検索ブラジルという企業により運営されている。

ちなみにネット流行語大賞の最新結果では、2021年7月に「ひろゆき/ひろゆき切り抜き動画」という言葉が金賞を受賞しています。

女子中高生の間で言葉がはやるということは、若い世代の最先端の流行語としてメディアで取り上げられるでしょうし、そのニュースを見た20代、30代の若い会社員世代の人たちもその言葉を使うようになるのではないでしょうか?

このようの当時の若い世代に使われるようになる過程で、本来の意味から派生し「友達が1人でもいればリア充」という意味合いは薄れていったのだと考えられます。

インスタグラムが登場してからはストーリーや投稿で気軽に友人や恋人と遊びに行った時の写真を自慢できるようになりました。

これによりいわゆる「リア充アピール」をする層が一定数生まれ、写真映えするような行動をしてこそリア充だという考えが浸透していった、というのが私の持論です。

結婚している人はリア充なのか?

ネット上でもいばしば議論されているのを見かけるのがこの疑問。

一般的な認識として「恋人がいる人=リア充」なのだから「結婚まで辿りつけた人=リア充」に決まってる!と思う人も多数いるでしょう。しかし筆者の考えは違います。

たとえ結婚していても夫婦仲が悪い人だっていますよね。リア充とは結局のところ本人が人生を楽しく充実させて生きているかにかかっています。結婚していて奥さんや旦那さんと超仲良しならそれはもう立派なリア充です。いつも喧嘩ばかりでご飯も別々に食べる。家に帰ってきただけで嫌な気分になる。そんな熟年夫婦みたいな人はリア充ではありません。

結婚しているかどうかはリア充の定義としてはあまり関係ないです。結婚して家庭を持つことであなたの絶対的味方がいつもそばにいてくれるので、1人で生きるよりも人生を良い方向に導いてくれるはず。そういう意味では結婚している人の方がリア充になりやすいということは言えるかもしれませんね。

令和のリア充はどんな人が対象となる?

言葉としての「リア充」が誕生した平成から令和へと時代が1つ進みました。コロナウイルスの蔓延によりリア充にとって大事な

  • 人との関わり
  • 好きな時に好きな場所で遊べる自由
  • 様々なイベントごとの中止

など世の中ほとんどのモノ・コトに制約がかけられてしまい充実した生活を送ることが難しくなりました。

令和の時代を生きる私たちがリア充になるためには「おうち時間を充実させられるスキル」を身につけるべきだと考えます。

おうち時間とは、料理や筋トレ、アニメ観賞など家の中にいてもできる趣味や取り組みに使う時間を指します。

何かと外出時に制限をかけられてしまう為、外に出て遊ぶ事が命なタイプのリア充は楽しく生きる事が難しくなってくるでしょう。むしろインドアタイプの、どちらかというと家の中で1人で過ごす時間の方が楽しいと感じるタイプの人の方が令和の時代ではリア充になりやすいはず。

そうは言っても何をして充実させればいいか分からない!と悩むあなたに、おうち時間の過ごし方を10個紹介します。ぜひ気になったものから挑戦してみてください。どの項目もYouTubeで解説動画が配信されていますので要チェック!

  • アロマディフューザーで好きな匂いに囲まれながら読書
  • 簡単おつまみレシピでおうち居酒屋
  • 剥がせる壁紙で部屋をイメチェン
  • 好きなゲームにひたすら熱中する
  • Google Earthを使ってオンラインで無料世界旅行の旅
  • 家の不用品をまとめてメルカリで売ってお小遣い稼ぎ
  • キャンプ用品を買ってベランピング
  • ホームシアターを作っておうちを映画館にする
  • Netflixで海外ドラマを一気見
  • おうちヨガで体幹トレーニング

まとめ

リア充の本来の意味は「友達が1人以上いて、リアルの生活が充実している人」であることがわかりました。

ネット流行語大賞を入賞したことをきっかけにインターネットのヘビーユーザーではなかった若い世代にも言葉が使われるようになり、だんだんと現代の意味に変わってきたと考えられます。

本記事をきっかけに本来の意味を覚えてもらえれば嬉しいです。

管理人

正しいリア充の意味をぜひ覚えてもらえると嬉しいです!

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